美白化粧品とは?よくある勘違い
こんにちは、女性とこどもの保健室菊地です😊
日差しが暖かくなってきましたね☀️
嬉しいような、紫外線がこわいような。
年齢を重ねることにシミがたくさん出てきて、美白したい!と強く感じるようになりますよね。
シミの原因となる紫外線、実は4月には残暑の厳しい9月並みに強くなってきます💦
「紫外線が強くなってきたから美白成分の入っている化粧品を使おう!』
と思う方も多いと思いますが、どんな効果が期待できるのか、誤解がとても多いのでお伝えしていきますね!
【紫外線でシミができる原因】まずシミができるメカニズムです。
肌の奥の真皮層という部分はダメージを受けると修復されにくいです。
なのでそこを守るための部隊がいて、紫外線を浴びると戦った副産物としてメラニン色素を作ってしまい、肌に色をつけてしまう、といったかんじです。
そしてこの色がついた肌が最初は肌の奥にいたのですが、代謝によってどんどん上にあがってきて、肌の表面にまで到達したときにわたしたちは
「シミができてしまった😨!!」
と気づくのです。
なので、本当は肌の表面に出てきたときよりずっと前に、シミは作られていたんです。
【美白化粧品の効果】
では美白化粧品はこの出てきたシミを消してくれる製品のことをいうのかというと、その製品によってどの段階に働きかけるのか、ちがいがあります。
大きくわけると3つタイプがあって、
①そもそもシミが作られるとき(シミを作るメラノサイトが活性する)のを防ぐタイプのもの
②シミが作られるときに必要な酵素の働きを阻害するタイプのもの
③既にできてしまって表面にまで上がってきたシミを早く排出するためのもの
にわけられます。
そして多くの医薬部外品の美白化粧品というのは、
タイプ①②です。
なので、シミができたから美白化粧品、というのは、時既に遅し、なのです。
(美白化粧品には③の成分も入っているものも多いので全く間違い、ではないですが、よく聞く美白有効成分というのは1.2に該当するものがほとんどです)
なので、美白化粧品は常に使用し、肌のまだ見えぬ下の方でシミを作る能力を日々弱らせることが大切✨といえます。
美白っていうからには肌を漂白する成分でも入っているかと思いますよね。
日々シミケアをして、今後のシミを撃退していきましょう😆✨
↑ちなみに当院いちおしの美白ローション。