妊娠線ができてしまった後にできること
こんにちは、女性とこどもの保健室菊地です。
当院にはたくさんのお客様がお身体のケアに来院されますが、妊娠時にできてしまった妊娠線に悩んでいる方、結構多い印象です。
「これって治るんですか?」とよく聞かれるのですが、残念ながらできてしまった妊娠線を完全に消すことは不可能に近いと言われています。
そもそも妊娠線とは?
妊娠線とは、急激に太った際にできる「肉割れ」と同様のもので、皮膚が急激に伸ばされてしまい、皮膚がそれについていけなかった時にひび割れてしまう現象をいいます。
具体的にお伝えしますと、私たちの肌は外側から表皮→真皮→皮下組織で構成されていますが、その真皮層やさらに深くなってしまうと皮下組織までもがひび割れます。
この真皮層から皮下組織にかけてひび割れる点が問題で、肌表面の表皮部分の傷跡は肌のターンオーバーによって比較的容易に治りますし、跡も消えていきます。
日焼けした肌を思い浮かべてください。表面はこんがり黒くなってしまっても、翌年には元の色に戻りますよね。
肌の表面が剥がれて、下から新しい肌がどんどん出てきて入れ替わるからです。
ですが、真皮層や皮下組織はそうはいきません。一度ダメージを受けた真皮層や皮下組織は修復されにくいのです。なので、一度できてしまった妊娠線は一生消えずに残ってしまうのです。
妊娠線の改善方法
皮下組織にまで及んでしまった妊娠線は、改善が難しいです。
判断としては、触って明らかなボコボコが確認できるようですと、皮下組織にまで及んでいるでしょう。
しかし、真皮層までの妊娠線ですと、まだ希望はあります。触ってボコボコはなく、うっすら白い亀裂があるようなイメージ。
真皮層に直接有効成分を届けることは難しいですが、表皮と相互作用をし合っているのが真皮層。
ピーリングなどで表皮の無駄な角質を剥がすと内側の真皮層のコラーゲンやエラスチン生成能力が高まります。
この性質は妊娠線を目立たなくすることにも有効とされています。
なので、お腹にもピーリングをしたり、ピーリング効果のあるエクスビアンスボディクリームを塗るのは有効です。
当院で扱うセラピックコスメ、エクスビアンスはボディクリームもありますので、ぜひお買い求めにお越しください^^