産後ケア

女性の便秘

すっかり暑くなりましたね!理学療法士の平野帆香です*

突然ですが、みなさん毎日お通じはありますか?

45.5%は毎日あり、2日に1回が35%、3日に1回が19.5%と言われています1)

医師の診断や学術誌には排便が3日以上ないことを”便秘”と位置付けています

当院にいらっしゃるお客様も便秘で悩まれている方が多い印象です。

 

便秘になることで生じた毒素は血液に取り込まれて全身を巡ることで

肌荒れ、疲れやすさ、肥満、肌荒れなどさまざまな不調を起こしやすいと言われています。

便秘は生活習慣を見直すことで改善することが出来るので便秘の原因はなんなのかを自分で分析し

改善していきましょう!

 

あなたの便秘の原因は?

水分量不足

便のほとんどは実は水分。水分摂取が少ないと便が硬くなりスムーズに腸を移動できないので

こまめに水分を摂りましょう。授乳中は特にママ自身の水分が不足しやすいので特に気をつけましょう。

日中1時間にコップ1杯のお水を摂取するだけで毎日1.5リットル摂ることができるので

掃除した後、お迎えから帰ってきた後、など一区切りに飲むように心がけて習慣化出来るといいですね。

硬水(エビアンがバランス良くオススメです)も便を柔らかくするマグネシウムが含まれている為、

少し飲みにくいですが、手軽に摂取できるのでオススメです。

ただ飲みすぎるとお腹を下してしまうこともあるので程々にしましょう♪

 

食物繊維不足

食生活の変化により食物繊維摂取率は低下しづづけています。

食物繊維は便秘解消だけでなく糖質とコレステロールの吸収も抑制し、ダイエットにも繋がるので意識して摂りましょう。

食物繊維には2種類あり、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられますが2:1の割合で

摂取することで便秘は解消しやすいです。

 

栄養素不足

・植物性オイル・・・固形になった便がスルスルと滑り出るために大切です。

イタリアでは便秘解消にオリーブオイルを飲む習慣があることが知られています。

私も便秘がちな時は夜寝る前にスプーン1杯のオリーブオイルを飲みます(笑)

オイル)オリーブオイルやアマニ油

・マグネシウム・・・便秘薬の定番の成分といえば「酸化マグネシウム」便を柔らかくし、排便を助けます。

食材)ひじき、焼き海苔、しらすなど

・酪酸・・・腸の動きや細胞の生まれ変わりに役立ちます。

食材)納豆、玄米、キノコ

 

運動不足

女性や高齢者に多いのは弛緩性便秘といって腸のぜん動運動が弱く便を押し出すことの出来ないことがあります。

腹筋の弱さや股関節をしっかり動かす運動が少ないと腸の動きも鈍くなるのでウォーキングやスクワットなど

適度な運動は必要です^^

 

睡眠不足

腸から分泌されるホルモン「モチリン」は腸のぜん動運動を促進する作用があります。

モチリンは胃の中が6時間空腹であること、リラックスするときに分泌されます。

つまり寝ている間が1番分泌されやすいです。

夜食や間食を控えて、空腹状態を作ることや早く寝て睡眠時間を確保することが便秘には良いでしょう

 

ストレス

下剤の乱用やストレスにより、自律神経が乱れて便の通りが悪くなることを「痙攣性便秘」といいます。

仕事や育児が忙しくゆっくりトイレへいく時間がとれない方は、便秘にもなりやすいです。

朝の時間を15分でも早く起きてコーヒーを飲んだり、ストレッチをしたり、リラックスを設けることや

夜ゆっくり湯船に浸かるなど、自分がリラックスできる時間を設けるようにライフスタイルを

見直してみてください^^

 

いかがだったでしょうか。便秘の要因はたくさんあり、1つでもなく複雑にいろんな要素が絡み合って

生じていることもあるかもしれません。1つ1つ要因と考えられることに自分なりに対処していき

少しづづ便秘体質を克服していきましょう♪

 

当院にはマグネシウムや血流を改善する無添加のサプリメントもございます。

また、便秘解消のピラティスやマッサージ方法もお伝えしておりますので

上記を試してもなかなか改善しない方は、是非お気軽にご相談くださいね。

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