どこまでわかる❓妊活ワード③
排卵障害が少ないBMIは20〜24
女性は月に1度排卵し、そこから約14日後に月経が来ます。
生理不順の方の多くは排卵までの期間=卵胞期が一定でないために、月経周期が乱れていると考えられています(黄体機能不全も排卵障害との関連があったりします)。
過体重(≧BMI27)や低体重(≦BMI17)では、多嚢胞性卵巣や体重減少性無月経、稀発月経を起こすリスクが高くなります。
参考:日本産婦人科医会 不妊の原因と検査
アスリートなど筋肉量の多い女性はBMIの指標だけでなく、体脂肪率も参考にしてください。
体脂肪17%以下の痩せ型の女性からは低出生体重児が生まれやすく、無月経や生理不順になるリスクがあります。
体脂肪率17%を下回ると、排卵が止まってしまう人が半数以上とも言われています。
ここには個人差があり、実例としては、体脂肪率17〜18%、BMI19〜20でも排卵障害が起こります。
その時の生活習慣やストレスも影響しますし、生理が乱れやすい(脳がストレスを受けるとホルモンバランスが乱れやすい)といった個人の特徴もあります。
とはいえ、妊活女性の理想であるBMI22を目指すことは大切です。
保健室にはダイエットサポート(ダイエット道場、パーソナルトレーニング、オンラインヨガ・ダンササイズなど)が充実しておりますので、ぜひスタッフにご相談ください。
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適正BMIに近づくために運動することで、前の記事にある血流も改善され一石二鳥どころじゃない効果を期待できますね♪( ´▽`)
下半身の筋肉量が多い人は卵巣機能が高い
なぜ、下肢筋肉と卵巣が関係するかというと、筋肉を十分に鍛えることで成長ホルモンの分泌が高く維持できるためです。
下肢筋肉量の数値が高い人は、女性ホルモンの分泌が多く、卵巣機能が高いという研究結果が出ています。(タニタ体重科学研究所の調べ)
引用:「妊活」で目指すボディは「体脂肪&筋肉」と「栄養状態」がポイント!細川モモさんインタビュー(前編)
🌱実際の妊活さんエピソード🌱
【20代後半女性Aさん】
・体脂肪率が低めで、もともと生理不順がある
・自然周期だと排卵まで20〜28日とやや周期が長いタイプ
・自己流タイミングで妊活して1年半授からなかった
・AMHは年齢平均値よりやや低めの3.23
・生理3日目の胞状卵胞(その周期に育つ可能性のある卵)数は10〜12個
・スポーツをしている関係で、全身の中で下肢の筋肉が発達していた
⇒とにかく卵胞を育てる薬への反応が良い!
不妊治療開始後1周期で妊娠成立✨
AMHはあくまで目安。極端に低かったり高かったりしなければ、大きな問題ではありません。
卵巣機能は卵子の残っている数よりも、卵胞を育てる力や質の良い卵を育てる力。
たくさんの妊活さん見てきた個人的な意見としては、10個の未熟な卵よりも2個の質のいい卵の方が、妊娠率が高い気がします😆✨
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「トレーニングが続かない」「正しくできているか不安」という方は、ぜひ保健室の理学療法士にご相談してください😊✨
過去記事で適正BMIや下半身の筋肉量と卵巣機能関連について、説明しています。ご参照ください。
「産みたい人の食生活✳︎」