どこまでわかる❓妊活ワード②
あなたの血管年齢はいくつ?
前の記事でアルギニンの効果について説明しましたが、血管年齢も血液の循環にとっても大切です。血液は必要な栄養や酸素を全身に送ります。不要なものを回収するにも血液やリンパ液の流れが重要なはたらきをしますので、血液の流れが悪いと、全身の臓器の老化やはたらきの悪化を招くこともあります。
血管年齢を測定したことはありますか?
健康診断で血管年齢と関係がありそうな項目は、「血圧、血中脂質検査、血糖検査、身長・体重」といったところでしょうか?
とはいえ、さまざまな関連因子があるので「血圧が正常=血管年齢が年相応」とは言い切れません。
看護師としては、上記の項目とあわせて運動習慣や食生活、家族歴を確認したいところです。
なんとなく、「あ〜この人血管年齢高そうだな…」なんて思ってしまうこともあります(偏見です、絶対に口にしないように気をつけています)。
話がそれましたが、保健室に通っている方はワンコインで血管年齢が測定できます。
年齢だけでなく、ストレス耐性や肝臓のはたらきなども見ることができるので、測定後のスタッフの細かな結果説明も楽しみ(恐怖?)の一つとなっております(^^)/
血管について、過去の記事もご参照ください。
「人は血管と共に老いる⁉️」
内腸骨動脈が子宮への血流に影響する
内腸骨動脈なんて、マニアックな血管を問題にしてすみません^^;
足の付け根の奥にあり、内腸骨動脈が子宮動脈につながり、子宮への血流を供給しています。
(卵巣を栄養する動脈はまた別にあって、助産師的には「なんで子宮と卵巣で別の血管なんだよ〜」とため息をつきましたが、卵巣の話はまた別の機会に。笑)
本題に入ります。
血管は運動や近くの筋肉を刺激することで、血流の改善が期待できます。
具体的には腸腰筋(細かくいうとメインは大腰筋、ちょっと腸骨筋も)のそばを走行しています。腸腰筋をいい状態に保つようにしてください。
ここでいう筋肉の良い状態というのは、柔軟性があって適度に使われていることです。筋肉はオーバーワーク(=使いすぎ)or使わなすぎで硬くなったり、柔軟性が損なわれます。
おすすめのストレッチはこちら💕
左足の付け根が伸びている状態です。
普段使っていないな〜という人は試してみてください。
既に硬くなっていたり、姿勢の影響でピンと張ってしまっている人は整体でほぐしてもらったりするのもいいかもしれません。
「運動やストレッチは苦手…仕事で忙しくリラックスする時間がない😱」
という方は過去記事をご覧ください。
「血管、筋肉、代謝の働きを効率的に上げるために🌟」
記事の中で説明している「岩盤エクササイズ」は妊活さんのよもぎ蒸し代わりにもおすすめ!
ヒートマットで寝て過ごすだけ、気になる場所にEMSマシンをセットし効率よく筋肉を刺激できます。
腸腰筋付近も簡単にエクササイズできるので直接的に子宮血流を改善できるかも…🌟
冷え性の方などは1回目で発汗しないことも多く、3回〜5回岩盤エクササイズを利用したのちに、ブワーっと汗が出て「代謝上がってる…💓」と体感することもあります。