ダイエット

産後ぽっこりお腹の原因と対処法

こんにちは。

女性とこどもの保健室の ほのかです^^

ママさんの身体のお悩みで多いのが、ぽっこりお腹。

「産前はこんな体型じゃなかったのに・・・」

「体重は戻ったけど、ウエストが落ちなくて」

そんなお声をもらうことがよくあります。

今日は、ぽっこりお腹の原因とその対処法についてお伝えします♪

ぽっこりお腹の原因

1.子宮が元の大きさに戻っていないから。

子宮は筋肉でできているため、妊娠中は赤ちゃんの成長と共に子宮がどんどん大きくなります。

もともと鶏卵程度の大きさだった子宮は、臨月時点で約5倍の大きさになり、

おへその上あたりまで拡張します。

子宮の重量は約1kgにまで増えますが、これは妊娠していないときの約15倍です。

子宮は、妊娠期間中に約10ヶ月かけて大きくなっているので、出産したからといってすぐには元に戻りません。

産後約1ヶ月かけて、産後に分泌されるオキシトシンというホルモンの作用によって子宮はゆっくり収縮し、

妊娠前の大きさに戻っていきます。

2.出産後、腹部や骨盤底筋群の筋肉が働きづらくなっている

妊娠中は、リラキシンの働きによって関節や靭帯が緩み、赤ちゃんが出てきやすくします。

骨盤の仙腸靭帯が数ミリ動いているので感覚に繊細な方は、骨盤が「開いている」という感覚を持たれる方も多いです。

産後は約1ヶ月〜6ヶ月をかけてゆっくりとホルモンバランスが整うことで骨盤の緩みは軽減してきます。そのため、「骨盤がずっと開いたまま」というのはあり得ないです。

しかし、産後赤ちゃんがいたスペースなくなってしまうことで、

腹圧が下がり、腹筋や赤ちゃんの出口(骨盤底筋群)の収縮が弱くなります。

また、生活上筋肉が使えていないママさんが多いです。

そのため、お腹周りの脂肪がつきやすく、自己流のダイエットでは脂肪が落ちづらいのです。

また、産後の授乳や抱っこの姿勢は背中が丸くなるので腹筋を使う頻度が少なくなることも考えられます。

3.内臓の下垂

上記のように腹圧が下がってしまうことで、子宮や腸などが下垂していることもあります。

この場合は、正しい運動を行うことで腹圧を上げ、内臓を元の位置に戻してあげると解消されます♪

 

ぽっこりお腹解消法

1.骨盤ベルトをする

産後の骨盤は開いた状態にあるので、そのまま何もケアしないでいると

骨盤が歪んだままくっついてしまうことがあり、

お腹に余計な脂肪がついたり、腰痛や冷えなどの症状が出やすくなってしまうことがあります。

産後直後から骨盤ベルトを使用して、骨盤を締めると同時に正しい位置にキープしましょう。

産後半年は骨盤ベルトをつけるのがおすすめです。

 

2.正しい産後のトレーニングを行う

骨盤を正しい位置に戻すために骨盤ベルトをつけるとともに、

落ちた筋肉を戻して内臓下垂を改善することも大切です。

産後すぐは体の調子が整っていないので、

無理なエクササイズは避けて休養を優先し、産後2ヶ月頃から体調を見ながら腹筋エクササイズを始めましょう。

腹部の筋肉が上手く働かないことで背中の筋肉が頑張りすぎてしまい、腰痛の原因にもなってしまいます。

まずは、仰向けで出来る低負荷の運動で

腹筋群と骨盤底筋群のトレーニングを行い骨盤周りの筋肉を刺激しましょう。

 

 

また、終わった後は、

骨盤周りを動かすストレッチをしたりして、下半身の筋肉をほぐしてください。

 

まとめ

産前産後と身体の変化が大きいことで、ボディラインが変わったり、痛みなどが出る方も多いです。

でもそれは諦めてしまうことではないです。

原因を知り、それに対して正しい対象をすることで改善されます。

産前よりも健やかで美しく♪お子さんの自慢のママでいたいですね♪

 

当院は、女性のスタッフがカウンセリング、施術を致します。

自分の身体でも分からないことや不安なことも多いと思います。

どんなことでもいいです、当院にご気楽にご相談くださいね♪

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