告知

最初の緊急事態宣言から、まもなく4年。

年度末で出会いと別れ、異動や転勤などが多い時期ですね。

春から新生活をスタートされる方は、不安と期待が入り混じったお気持ちでしょうか🌸

 

ちょうど4年前の3月10日は、保健室からこんなお願いを出しておりました↓

【重要】3月16日以降の営業に関して

 

2020年4月は丸々休業、5月・6月は日数を大幅に減らした縮小営業とさせて頂き、7月より体制を大きく変えて代表含め女性だけで運営するチームとなり、今日に至ります。

つまり私たちは、コロナ禍にスタートしたチーム

世の中も新型コロナウィルスの影響に右往左往する中、女性とこどもの健康を支援するチームとして、何事も自分ごととして考え行動する必要があります。

そこで、全て自分たちで考え自分たちで実行し自分たちで責任をとる、という一見当たり前のようで、国や会社に依存した姿勢ではできないことに、一貫して取り組んできました。そのあたりの想いは、以前地域情報誌の表紙に掲載いただきましたので、ぜひご覧ください。

 

2020年7月に新チームでスタートしてからまず最初に取り組んだことは、お預かりする子供たちの機微な体調の変化を少しでも見逃さないようにするため、保育士を常時複数名体制にする意見が出て、すぐに取り入れました。同時に反対意見もあり、「スタッフの人数を減らして機器や備品の充実や、施術スタッフの報酬をあげるべき」という意見も常に出ておりました。無論、新卒の20代ならまだしも、スタッフは皆複数社で経験を積んだプロフェッショナルな社会人の集まりですので、それぞれの立場からただ主張する、というのは違います。全体にとっての最適解を模索し続けていました。また、アットホームなチームだからこそ、馴れ合いや敬意の欠如が生まれがちになるため、月並みですが【親しき仲にも礼儀あり】の姿勢も重視しています。

コロナ禍という緊急事態の中で、限られた資源・リソースで、お子様をお預かりしながら女性の健康サポート事業を続けていくとしたら、皆さんならどのように考えて行動しますか?保健室の運営側になったと思って、ぜひご意見ください⭐️ご来院の際に直接でも、当院の公式LINEでも、近々募集するアンケートでも、構いません。

 

こちらの本もとても参考になります↓

もしわたしが「株式会社流山市」の人事部長だったら

 

 

また、現場にいるスタッフ人数が多いと、誰か1人が濃厚接触者になってしまった場合に、一斉に皆が出勤できなくなってしまいます。

そこで、パートさんでも在宅でできる仕事を増やすため、栄養士による栄養カウンセリングをLINE上で個別に行えるように、パート栄養士への15000円の手当を出し、場所にとらわれずいつでもどこでも仕事ができるようにしました。パートさんにここまでの手当が出るところはなかなか珍しいのではないかと思います。

シングルマザーのスタッフにはシングル手当も出ております。

業績が良い時は、いつも安心安全な託児をしてくださっている保育士さんあっての業績ということで、パート保育士さんにもボーナスが出ています。

妊娠中であることから保育園の採用を断られたという保育士の採用もしております。妊娠中のスタッフの採用に躊躇する企業は多いと思いますが、コロナ禍でさまざまな企業や事業者、また家族が非常事態であることを出来るだけ考慮し、妊娠中も同様に働ける環境の確保も注力してきました。

 

結果、現場の体制は潤沢に安定しましたが、コロナ禍に入る直前の2020年2月に理学療法士のスタッフを増員したこともあり、人件費割合はコロナ前の倍になりました。スタッフへの還元率が高い分、他の面で徹底的なコスト見直しを全員で意識してきました。

また、保育園・小学校の急な休園・休学も多い日々であったため、当日急に休まざるを得ないスタッフも多くおりました。すると代わりのスタッフを急遽探さなければなりません。先に述べた濃厚接触者になる可能性を下げるために同時に保健室に出勤する人数を抑えていたため、急な休みが出ても滞りなく現場が回る体制ではありませんでした。

そこで、お子さんの体調には問題ない場合は、やむを得ない場合の子連れ出勤も可としました。

ですが、子連れ出勤のスタッフが増えると、保健室で同時にお預かりする託児人数が増えてしまい、保育士への負担はもちろんのこと、安全面でも問題が出てきてしまいます。

日によってはお預かりするお子様の人数に制限をかけざるを得なく、利用者さまへご迷惑をおかけすることに繋がります。

また、子連れ出勤のスタッフの子供を見る時間が増えると、その間どうしても仕事は進みません。その間できなかった仕事は、そのスタッフと子供が帰ってから、子供を見ていたスタッフが残ってやらざるを得なく、不平等感や不満も生まれやすくなります。そのスタッフも妊娠・出産などライフステージの変化が当然ながらあります。これは現在も課題です。

子育て世代のスタッフは、家族の理解・協力があることも大前提です。この辺りは、これからの女性の働き方としてまた別途まとめさせて頂きます。

 

 

新型コロナウィルスへの対策をしながら、

女性だけで運営し、妊娠・出産など女性ならではのライフステージの変化があるスタッフも常にサポートし合い、

お子様を安全にお預かりし、女性の心身のサポートをする、

 

というのは、私たちにとっては並大抵のことではありませんでした。もちろん今も課題は多いです。

私たちのような小さな事業者だけでなく、大手企業、特に航空業界の苦悩も相当なものであったと思います。カンブリア宮殿でANAの社長が語っていた言葉もとても共感します。youtubeに10分ほどの短い動画で上がっておりますのでご興味ある方はぜひ*

地獄を見たANAの新戦略

 

 

しかし、たくさんの利用者さまに支えられ、厳しくも愛のあるご意見もたくさん頂戴し、保健室があるからこの地域に住みたい、保健室をこの地域に残したいからできることをしたい、という声に、どれだけ励まされたか分かりません。

保健室アンバサダーの皆さま、いつも本当にありがとうございます。

 

コロナ禍だったからこそ、保健室を必要としていた方も多く、

またコロナ禍だったからこそ、女性とこどもを取り巻く社会課題がたくさん見えました。

これからも、保健室という場だけにとどまらず、広い視野で包括的に、私たちにできることを愚直に一つずつ、取り組んでまいります。

 

保健室の福利厚生に協力くださる事業者さまへ

保健室で取り入れている福利厚生は、出来るだけスタッフの周りの人が関わっているものや、周辺地域の事業者さまにご協力いただけるもので、スタッフとその周りの人がより豊かに、そして地域活性化につながるものを意識的に取り入れております。コロナ禍で私たちと同じような想いをしながら乗り越えてきた事業者さまは、少なくないと思います。その方々と共に、地域をより良くする取り組みにご一緒できましたら幸いです。

何か一緒にできそう、提供していただける可能性がある、という事業者さまは、ぜひお気軽にお声がけください*

 

現在の福利厚生一覧を掲載しておきます。情勢やスタッフのライフステージに合わせて、随時更新しております。

福利厚生(全職種共通・同居家族と両親まで同様の内容適用)

  • 全メニューの施術予約の割引き制度
  • 保健室で取り扱っている全製品の割引購入
  • スタッフ交流会費無料
  • 月1回のコーチング講師によるセッション無料(希望制)
  • 金融、医療、食、教育など様々な分野の専門家を招いた勉強会の開催
  • 子連れ出勤(急な休園・学級閉鎖や子供が朝行きたがらないなど、やむを得ない場合のみ)可能
  • こども家庭庁ベビーシッター利用補助制度あり
  • スタッフの子供が優先的に入れる提携保育園あり
  • 森田農園さん(千葉家流山市・https://www.morita.farm/)のお野菜セットを無料お持ち帰り(出勤日数に応じて、週1〜月1)
  • 米シスト庄内さん(山形県庄内町・https://beisist.co.jp/)の特別栽培米を無料お持ち帰り(世帯の人数に応じて、毎月2kg〜5kg)
  • オーダーメイドサプリメントサーバー飲み放題
  • 入籍・出産祝い金、ご子息の入園・入学祝い金あり
  • 勤続3年、5年、10年で慰労金あり
  • 全国・海外のリトリート施設の宿泊利用無料(毎月抽選制、宮古島・札幌市・野尻湖・富士吉田市・金沢市・ハワイ・バンコク・シンガポール・メルボルンなど2泊〜3泊分、家族利用可)
  • 学会参加費・研修会参加費の補助あり(要伝達講習)
  • 各種オンライン学習の受講料無料

 

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