子育て

補完食③

 

補完食についてラスト投稿になります👶

 

補完食で特に気をつける栄養は、鉄、たんぱく質、ビタミンA、他にも亜鉛、カルシウム、ビタミンDも栄養の差が大きくなるので意識的に与える必要があります。

 

 

鉄分

生後6ヶ月頃までに欠乏しやすく、発育発達に関わり身体を作っていくのにはとても重要な栄養素です。

乳児の1日あたりの鉄分の必要量は35 mg、鉄は母乳には0.04mg/100ml含まれており、ミルクにも0.780.99mg/100ml程度含まれています。*ただし、母乳の方がミルクよりも身体への吸収率が良いと言われています。

鉄分が豊富に含まれるものレバー、赤身の肉・魚(補完食では白身魚から始める必要はないとされています!)

 

 

たんぱく質

IMG_8518.jpeg

(厚生労働省より引用)

たんく質は生命維持にとても大切な栄養素です。母乳には1.1g/100ml含まれています。

たんぱく質を摂ることで、さまざまな栄養も摂れるので毎食与えましょう。また、アレルギーになりやすい食品が多いので一つずつ確認しながら進めていきます。

たんぱく質が多く含まれるもの肉、魚、卵、乳類、大豆類

 

 

ビタミンA

目や粘膜、皮膚に関わる栄養素です。

乳児の目安量として1400μgRAE、母乳は41μg/100ml、ミルク7787/100ml程度(製品により差がある)

ビタミンAが豊富なもの卵黄、レバー、チーズ、魚、緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリー、カボチャ、人参など)フルーツ(みかん、マンゴーなど)

*レバーはレチノール(摂取上限あり)が豊富に含まれるため、週に1回程度にしましょう。

 

 

亜鉛

皮膚や味覚、免疫、成長や性発育などに関わる栄養素です。乳児の1日の目安量は3mg

ミルク0.5mg1.5mg/100ml(メーカーによる)、母乳育児のママは112mg必要とされています。

亜鉛が多く含まれるもの卵、牛肉、納豆、高野豆腐、サクラエビ

 

 

カルシウム

乳(幼)児期は人生の中で最も歯や骨の発達の盛んな時期に当たります。乳児の1日の目安量は250mgです。ミルクでは44-51mg/100ml(メーカーによる)

母乳育児では、ママの身体に蓄えられているものを与えるので、ママの身体(骨や歯)も一時的に弱くなります。(1650mgしっかり補っていれば授乳期が過ぎると回復します。)

カルシウムが多く含まれているもの乳製品、しらす、干しエビ、きなこ、すりごま

 

 

ビタミンD

骨や歯、免疫力に関わっている栄養素です。

母乳のビタミンD濃度は0.060.3μg/100mL程、ミルクは1μg/100mL。厚生労働省が定める乳児のビタミンD摂取量の目安は1日あたり5μgです。母乳やミルクの栄養だけでは目安量に届かないことが報告されています。

ビタミンDが豊富に含まれるもの卵黄、干し椎茸、魚(特に鮭やしらすは豊富に含まれており離乳食にも使いやすい)

*日光浴もビタミンDには欠かせないので、ぜひ赤ちゃんとのお散歩も楽しんでください⭐︎

 

 

これらの栄養素を意識的に与えることで赤ちゃんの栄養の差を埋めていきます。離乳食においてもそうですが、

数字に関してはあくまでも目安で、母乳や与える食事の栄養濃度はその都度状況で変わります。また、栄養は単体で摂るよりもさまざまな食材を合わせることで身体に吸収しやすくもなりますので、上記栄養素のみにとらわれず、色々な食材を取り入れていけるといいですね!

 

実際行ってみて📝

私も2人目、3人目と補完食を実施しています。完全な補完食というよりは、補完食を意識した離乳食という感じです。

最初から2回食にはしていませんし、五倍粥からのスタートでもありません。

日本の離乳食にあるように「食べることの練習」を大切に行いたかったので、まずはごっくん!をスムーズにできるまで待ちました。3人目はなかなかごっくんがすんなりとできる時期が来ず、食欲に対してあまり意欲のない子なのかな?と思うほどでした。

それでもしばらくまつとごっくんができるようになり、すぐに2回食、3回食へと移行していきました。その分手間もかかるので、フリージングを活用しています。

実際の補完食は離乳食よりもルールが少なく自由ですが、そんな時は離乳食をお手本にしてみると良いと思います。

 

以上補完食についてでした⭐︎

流山市でお身体悩みを相談するなら
女性とこどもの保健室
https://nozomi-salon.com/


〒270-0152
流山市前平井94アークヒルズ英103
TEL:04-7178-9773