基礎体温からわかること👆
こんにちは😃助産師の三好です!
みなさん、基礎体温はつけていますか?
2021年には14人に1人が体外受精で生まれているというネットニュースが話題になりました。
“妊活”という言葉が一般的に受け入れられるようになってきた現代、婦人体温計はどこのドラッグストアでも手に入る身近な存在になりました。皆さんにお伝えしたいのは基礎体温は“妊活”のためだけでなく多くの女性に知ってもらいたい健康管理方法だということです。
ご自身の月経について他人と比べたことがある人は少なくないと思います。量が多すぎる人、痛みが強い人、塊が混ざる人、色が薄い人etc.
そのような感覚で基礎体温にも興味を持っていただけたらと思います。
🌱基礎体温をつけるメリット🌱
・隠れている婦人科疾患が見つかるかも
(疾患ではなくてもホルモンの不足などに気づくきっかけになる)
・生理がくる日を予測しやすい
・こころの不調がわかるかも
こちらが理想的な基礎体温のグラフです。(引用:楽天キレイドナビ基礎体温タイプ6つの特徴https://kidona.rakuten.co.jp/basal-body-temperature/chart/type/)高温期と低温期は0.3℃以上差があり、高温期は36.7℃を超えるといいですね🌡
高温期、低温期ともにグラフが安定せずにギザギザする場合は自律神経が乱れている可能性があります。ヒトの身体は寝ている時に副交感神経が優位になり、体温や代謝を下げることで脳も体も休息に充てます。自律神経が整ってぐっすりと眠れていれば朝起きてすぐの体温が、その方の最低体温となるはず。ところが、ストレスで自律神経が乱れ、深い眠りにつく時間が短いと、夜間目を覚ましたり、基礎体温が毎日バラバラの値となることがあります。
ここからは妊活のお話
高度不妊治療を行なう方の中には、残念ですが初期の流産(化学流産)を繰り返すという方がいます。もちろん不足しているホルモンをお薬で補うこともできますが、自分の基礎体力や自然に出すホルモンが整っていることに越したことはありません。
「卵巣機能は下肢筋力と相関がある」「自律神経とホルモンは密接な関係がある」「BMIが高過ぎても低過ぎても排卵障害のリスクとなる」医療者の中で当たり前とされることが、一般の方々には知られていないことも。
実際に私は、20mm近くまで育った卵胞があったのにもかかわらず、排卵期のストレスが一つの要因となりLHサージが十分に起こらず無排卵周期となってしまった経験があります…😭
いざ治療が必要になっても短期間で治療が成果を得られるように、
不妊治療に進む前に、まずは自分の身体を整えることから始めてみませんか?🕊
女性として健康や美につながれば一石二鳥ですよね…💓
自身の経験や助産師としての知識をもとに皆さんをサポートしたいと考え、日々勉強中です📝
保健室には栄養士や理学療法士といった職種が在籍しているのでとても心強いです🕊✨