産後ケア 肩こり
肩こりとは肩の周辺の筋肉に負担がかかったり、血行が悪くなることで、筋肉の柔軟性が失われ固くなった状態をいいます。
産後に限らず誰にでも起こりうる肩こりですが、産後や授乳期間中は肩が凝りやすくなっています。その原因をまとめていきます。
育児姿勢
授乳中やオムツ替えなど、赤ちゃんのお世話全般にに首を曲げ胸を閉じ、前かがみになる姿勢が急増します。抱っこや授乳で左右決まった側を酷使することもあります。また、乳房が張って重たくなったり、痛みを感じている場合には、肩周りを動かす機会が減ってしまいます。同じ姿勢を続ける時間が長くなると、どうしても肩や背中に負担がかかり、肩こりに繋がるのです。
姿勢悪化の原因は?
産後から肩こりが酷くなった方はご自身の姿勢が変わったことに気付いていますでしょうか?姿勢悪化の原因は1つではなく複合的な事が多いと言われています。
●妊娠、出産による運動機会の減少による筋力低下
●骨盤や脊柱の歪み
●睡眠不足や疲労
●自律神経やホルモンの乱れ など
肩こり対策のポイントは、「姿勢の見直し」と「運動」です。
<赤ちゃんを抱っこする時>
・猫背になっていないか
・前屈みになりすぎていないか
・左右の腕を均等に使っているか
・抱っこ紐を正しく使用できているか、など
<授乳する時>
・猫背になっていないか
・赤ちゃんを引きつけているか(赤ちゃんに覆いかぶさるように前屈みになっていないか)
・クッション等を使って適切な高さに調整できているか
・肩周りを覆うものがなく冷えていないか、など
上記をぜひチェックしてみましょう。
また肩を回したり、胸を開くような背伸びの体操でもよいので日常生活に取り入れてみてくださいね❗️
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