産後ケア 腰痛
妊娠中には約8割の女性が腰痛、骨盤痛を発症するといわれており,産後も多くの女性が悩まされていると言います。産後の腰痛は生活の質の低下、産後うつにも悪影響を及ぼし、産後休職の原因になるともいわれており、予防や解決が重要視されています。
産後の腰痛の原因
①ホルモンの影響
妊娠中から出産に備えて骨盤を広げるために、リラキシンというホルモンが多く分泌されます。リラキシンは出産時の産道を確保し、赤ちゃんが生まれやすくするために仙腸関節と恥骨結合という2つの骨盤にある靭帯を緩めて、骨盤を開きやすくするという働きがあります。
一方で骨盤の歪みを引き起こすこ原因にもなります。
②筋肉の弱化
妊娠によりお腹が大きくなることで腰が反りやすく腰の関節に負担がかかります。お腹が大きくなる過程で腹筋が引き伸ばされたり、力が入りにくくなること、妊娠・出産による骨盤底筋の緩みなど腰周りの筋肉の弱化は幾重にも重なります。
③不良姿勢での育児動作
抱っこや授乳は左右非対称の姿勢になりやすく、オムツ替えは前屈みになりやすい傾向があり、腰へ負担がかかりやすくなります。
【産後の腰痛の改善方法】
●骨格、筋肉を整えて姿勢を改善する(骨盤の歪みをとる)
●適切な運動やストレッチを継続する
●育児動作を含めた日常生活の改善
下記の写真のように授乳時にクッションを使用するだけで、腰への負担は変わります❗️
産後の腰痛でお悩みの方は、一度当院へお問い合わせくださいませ🌱