妊娠中のケア

妊婦検診内容📝

こんにちは💐

栄養士の宇留野です。

 

7月半ば〜産休に入らせて頂いております。

スタッフの優しいサポートもあり、気持ち的にも順調なマタニティライフ&お仕事をさせて頂きました!

 

お客様にもたくさん応援して頂き、お休みに入れて嬉しい気持ちですありがとうございます😊❣️

 

今回は妊婦検診の内容についてです💡

妊婦検診では毎回、尿検査、血圧、体重を測りますよね^ ^

何を調べているか知っていますか?

 

①尿検査

尿検査では糖とたんぱくが必要以上に身体から流れ出ていないかを調べています。

尿検査で尿糖に引っかかると『妊娠糖尿病』が疑われ、尿タンパクに引っかかると『妊娠高血圧症候群』が疑われます。

 

②体重・血圧

体重は赤ちゃんの発育の目安になり、血圧は『妊娠高血圧症候群』をチェックするために測定します。

 

③エコー検査

赤ちゃんの発育や子宮・卵巣の状態を把握するために行われます。

 

④血液検査

各種抗体検査、貧血チェック、隠れた病気の把握、妊娠糖尿病のレベルを判定するためなどに用いられます。

(参考:BabyBookⅡ p.106)

 

 

妊娠中、検診のたびに尿検査を行うのは、それだけ妊婦さんが尿タンパクや尿糖が出やすい状態にあるからです。

 

 

ー尿タンパクが異常値になる主な原因ー

腎臓機能に関係があります。

腎臓は体内の血液を濾過し、不純物を体外に排出する大切な役割を担う臓器です。

妊娠中は血液量が1リットル以上増すため、濾過を行う腎臓に負担がかかりやすくなります。

とくに16週を過ぎると血液量は1.5倍にもなるため、腎臓機能低下がおこりやすくなり、むくみがひどくなったり尿タンパクが出やすい状況になります。

 

ーなぜ、尿タンパクが出たらいけないの?ー

タンパク質は赤ちゃんの身体の主な材料のため、体外に出過ぎてしまうのは発育への影響が危ぶまれます。

他にも、感染症や精神的ストレス、タンパク質の過剰摂取などによっても尿タンパクが+になるリスクが高まります。

ひどくなってしまうと「妊娠高血圧症候群」に進行してしまいます。

 

ー尿糖が出やすくなる原因ー

腎臓に負担がかかることによって、尿糖も出やすくなります。

尿糖が出るということは血糖値が高くなってる可能性があり「妊娠糖尿病」を発症している可能性があります。妊娠中は妊娠前に比べて血糖値が上がりやすい状態にある事が原因のひとつです。

 

 

ー尿糖が出たらどうなるの?ー

尿糖が出たからすぐに妊娠糖尿病と診断されるのではなく「糖負荷試験」を行い、結果次第で妊娠糖尿病と診断されます。

(参考:BabyBookⅡ p.107)

 

 

このように、母体とお腹の中の赤ちゃんの健康や異常が生じてないか、毎回検査を行っています。

妊婦検診には必ず行き、お医者さんにチェックしてもらいましょう^^

 

 

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