「泣いても大丈夫!」託児で涙が出るのは、健やかに育っている証拠です👶
こんにちは!保育士の小井土です。
今日は「託児で泣いてしまうお子さん」についてのお話です。
施術中にお子さんを預けているお母さんたちの中には、
「ずっと泣いていたみたいで…」と、申し訳なさそうなお顔で
お迎えに来られる方もいらっしゃいます。
でも、声を大にしてお伝えしたいんです。
「まったく気にしなくて大丈夫です!!」
私自身も、かつて利用者として施術を受けていたとき、息子の
泣き声が聞こえてきて、「あぁ、まだ泣いてる…寝てくれ〜〜!」と
願っていたものです。
けれど、泣いているのはその子が“ちゃんと育っている”証。
発達の道筋を知ると、きっと安心できると思います。
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◎子どもの発達には“泣く時期”がある!
お子さんの発達の流れには、こんな段階があります。
◆第一段階(出生〜6ヶ月)
誰かに抱っこされていればご機嫌
◆第二段階(6〜12ヶ月)
自我が芽生え、人見知りが始まる
◆第三段階(12ヶ月〜2,3歳)
知らない人に警戒心を持ったり、後追いをしたりする
◆第四段階(3歳前後〜)
短時間なら親と離れても落ち着いて過ごせるようになる
どうでしょうか?
「あ〜、うちの子もそうかも」と思い当たることは
ありませんか?
託児で泣いてしまうお子さんの多くは、この第二段階・第三段階
にいます。
そう、泣くのは当たり前。順調に発達しているということ
なんです!
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◎お母さんは、子どもにとっての“安全基地”
専門用語でいうと、お母さんはお子さんにとっての
「安全基地」です。
お母さんのそばにいると安心できるのは、これまで
積み重ねてきた信頼関係や愛着があるからこそ。
つまり、それはお母さんが頑張ってきた証なんです。
どうか胸を張ってください🍀
いまは「離れるのが怖い」と思っているお子さんも、
少しずつ学んでいきます。
「お母さんはいなくならない」「必ず迎えに来てくれる」
そう確信できるようになると、安心して外の世界に飛び出せる
ようになります。
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◎泣かない子も、大丈夫!
中には、「人見知りもしないし、預けても全然泣かない」という
お子さんもいます。
そんなとき、「逆に心配…?」と思うかもしれませんが、
これも大丈夫👌
その子がとてもタフだったり、すでに「ママは戻ってくる」
と分かっていたりするのかもしれませんね☺️
個性はいろいろ。泣く子も泣かない子も、
みんなちゃんと育っています。
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◎3歳を過ぎても泣いていていい
「もう3歳なのに、保育園や幼稚園で毎朝泣いてるんだけど…」
というお母さんも、安心してください。
3歳という年齢にとらわれず、その子のペースでOKです。
いま、その子なりに勇気を出して外の世界に
一歩踏み出している最中。
みんな同じタイミングで成長するわけではありません。
焦らず、ゆっくり見守っていきましょう🌙
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◎最後に
子どもは日々成長しています。うらやましいくらいのスピードで✨
その成長を、私たちもそばで見守らせていただけたら嬉しいです。
育児の中で嬉しかったこと、困ったこと、辛かったこと――
どんなことでも、どうぞいつでも私たちに教えてくださいね。
「泣いてしまっても大丈夫」
その一滴一滴が、確かな愛着と成長のしるしです☺️
お電話 : 04-7178-9773