家族で過ごす“心に残る時間”、ありますか?
こんにちは!保育士の小井土です。
突然ですが、みなさんのおうちでは
「親子の時間」「家族の時間」、どれくらい持てて
いますか?
同じ空間で過ごしていても、
それぞれがバラバラに活動していること、ありますよね。
夕方から夜にかけては掃除や片付け、夕飯作り、お風呂、
歯磨き、明日の準備…と、毎日バタバタ。
我が家でも「毎日絵本を読んであげたい!」と思いながら、
夕方からのバタバタに追われて気づけば寝かしつけの時間…
という日が続いていました。
◎幼い頃の“家族の時間”、覚えていますか?
みなさん、自分の幼少期を思い出してみてください。
強く記憶に残っている「家族の時間」「親との時間」は
ありますか?
保健室のスタッフに聞いてみると、
・「毎朝、他の家族が起きる前にお母さんに抱っこして
もらっていた」
・「家族全員そろって、いろんな話をしながら食べた夕飯」
など、それぞれに大切な思い出を教えてくれました。
私自身はというと、家族みんな忙しく、食卓での団らんの記憶は
あまりありません。
でもそのかわり、休日に人生ゲームやトランプをやったこと、
寝る前に必ず母と握手をしていたこと、休みの日の朝は父に
おんぶしてもらってリビングに連れて行ってもらったこと…。
そんなささいな出来事が、今も心に残っています。
◎忙しい毎日でも、“家族の時間”はつくれる
「楽しかった記憶」「愛されている実感」は、必ずその先の
人生において心の支えになります。
毎日確保するのが難しくても、週に一度、月に一度だけでも。
少しの工夫で“家族時間”をつくることはきっとできます。
絵本の読み聞かせの時間がなかなか取れなかった我が家ですが、
数ヶ月前から夫が「いま読んであげないといけない気がするから、
頑張るね」と言って、できる時にはその時間を作ってくれるよう
になりました。
私はどうしても気力が残っていない日も多く、とてもありがたく
感じています。
無理のない範囲でできることを、それぞれができるタイミングで
――
きっと、そんな積み重ねが子どもたちの記憶に残っていくのだと
思います。
◎ 今日からできる「家族時間」のアイデア
💡毎日できること
・寝る前にハグをする
→「今日もがんばったね」「大好きだよ」とひと言そえるだけで、
特別な時間に。
・絵本の読み聞かせ
→短い絵本でもOK!もし嫌がらないようであれば、膝の上で
読んであげるのも◯
💡週に一度
・家族でそろって夕飯。テレビを消しておしゃべりタイムに。
・就寝前にボードゲームやカードゲーム
→(我が家でハマったもの:ジェンガ/ナンジャモンジャ/
ブロックス/じごくのそうべえすごろく/人生ゲーム)
💡月に一度
・映画パーティー!
→少し夜更かしして、お菓子やジュース片手に家族で映画を
観る時間は特別感たっぷり。
◎おわりに
お母さんもお父さんも、日々やるべきことややりたいことに
追われて、本当にお疲れさまです。
そんな中でも、今しかできない「親子時間」「家族時間」
を持つことが、
子どもにとっても大人にとっても、かけがえのない宝物に
なっていきます。
ぜひ、ご家族で「わが家らしい時間」の作戦会議をして
みてくださいね。
お電話 : 04-7178-9773