こんにちは✨
いつも保健室のお子さん達の笑顔にパワーをもらっている保育士の安達です♪

 

みなさんは【あいうべ体操】というものをご存知でしょうか？

私は子どもの歯科健診の時に知ったのですが、口呼吸をしがちなお子さんから妊婦さん、高齢により嚥下摂食機能が低下してきた大人の方にもオススメの体操です！
今日は、このあいうべ体操についてやり方や期待できる効果等をお伝えしたいと思います。

 

【やり方】

・「あー」と言いながら口を大きく開きます
・「いー」と言いながら口を横に広げます
・「うー」と言いながら口をすぼめます
・「べー」と言いながら舌を下に突き出します

やり方はいたって簡単で、1歳頃のお子さんから出来ちゃいます！
私が子どもと一緒にやる時は「べー」の所で変顔対決になり、自然と笑いが起きます😂

 

【効果】

顔の筋肉を使った体操にはこんな効果があります✨

・顔や舌の筋肉がしっかりと使えるようになる
・ハキハキ話ができるようになる
・表情が豊かになり、穏やかな気持ちで過ごすことができる

 

私達が生まれてから死ぬまでの間に行い続ける一番大切な体の機能といえば、「呼吸」です。
この呼吸がしっかりと深くできていると、脳や全身に酸素が行き渡り、落ち着いて物事に取り組むことができます。焦っている時こそ深く深呼吸するのは理にかなっているんですね。
呼吸を効率よく行うためには、「腹式呼吸」と呼ばれるお腹の筋肉を使った呼吸が特に大事になります。
腹式呼吸を行うためには鼻から息を吸うことが必要となりますが、無意識のうちに口呼吸になってしまっている方もいると思います。舌の筋肉をしっかりと鍛えることで口が閉じて鼻から息を吸うことができ、腹式呼吸がしやすくなるんです。
口呼吸は後々お子さんの歯並びにも影響してくる可能性があると言われていますよね。
口がぽかんと空いたままになってしまったり、顔の筋肉にどこか張りがないお子さんは腹式呼吸が出来ていない可能性が高いです。

 

とっても簡単にできる体操ですが、もたらす効果は心と体の健康につながるので、日常生活の中に是非取り入れてみてください！

参考文献：いちばんはじまりの本　赤ちゃんをむかえる前から読む発達のレシピ