告知

In MuSE.合同会社 6期目のご挨拶 〜互いに守り支え合い、共に未来を拓く社会を、この街から〜

2025年10月21日をもちまして、In MuSE.合同会社は6期目に入りました。

前期の5期目では、コロナ禍を経て「女性とこどもの保健室」を支えてくださる皆さまへの感謝をお伝えしました。

5期目のご挨拶

コロナ禍の混乱のなか、見落とされがちな女性とこどもたちの声を守りたい――
そんな一念発起から始まった「女性とこどもの保健室」は、たくさんの方々に支えられながら今日まで歩んできました。

社会の仕組みのなかで、女性たちの身体と心の声が埋もれてしまうこと。
妊娠・出産・育児といったライフステージに差し掛かったとき、働き方を見直すことを余儀なくされる現実。
その中で「働きながら、支えながら、守り合う」あり方を模索してきた5年間でした。

そして今、新たなフェーズへと歩みを進めています。

女性活躍を支える取り組みを重ねる中で、私たちは、主に子育て世代の柔軟な働き方や妊娠中の採用を取り入れてきました。
今、その現場を支えてきた当時独身や子供のいなかったスタッフの、自らの妊娠・出産が現実的な課題になっています。
今年は院長・伴瀬も入籍し、子育て世代の働き方の仕組みづくりのために自身の妊娠時期を延期してきた代表も30 代後半を迎え、

子育て世代の働きやすさを支えるため、業績管理含め奔走してきた側が、同等の変化を迎えられるようにすることが死活問題となっています。

時代は移ろい、役割も移ります。

自身の妊娠や育児に理解を求めることはあっても、いざ「支える側」になると距離を置いてしまう女性がいることも、私たちは実感してきました。
少子化の真の課題は、こうした支え合いの循環が生まれにくい社会構造にもあるのではないかと私たちは考えています。

かつてご近所さん同士で、地域社会で子供の成長を見守ってきたような、「支え合い」の意識が弱まると、

  • 妊娠・出産・育児の責任や負担が過度に個人へ集中し、

  • 経済的・心理的なリスクが増大し、

  • 結果として「子どもを持つ選択肢」自体が敬遠される

…という悪循環につながと考えています。

こども110番のお店としての登録はもちろん、小学生向けに学童と自宅の間のような場所として開放しているのも、

また多くの方にご協力いただいているアンバサダー活動も、

地域社会で見守る文化を作るためのある種実験のようなもの。

支えられる側から支える側へ、そしてまた支える側が支えられる側へと、立場は巡ります。もちろんこれは子育て世代の話に限りません。

女性初の総理誕生が期待されるこの時代に、私たちは一人ひとりが互いを守り合い、女性がどのライフステージにあっても安心して働ける社会を形にしていきたいと、改めて強く思います。

女性のリーダーシップが当たり前になる未来は、きっと「誰かのケアがキャリアの妨げにならない社会」から始まると私たちは信じています。

6期目を迎えたIn MuSE.合同会社は、5期目から取り組んできた企業向けの女性活躍推進事業に加え、

近隣の提携医療機関とのヘルスケア事業も計画しており、

In MuSE.は、6期目も、ライフステージに寄り添うケアと働き方のアップデートに挑み続けます。

社会が変わるのを待つのではなく、まず私たち自身が「変わる社会の一歩」になること。
誰かを支えることは、きっといつか自分を救う道につながっているはずだから。

私たちのビジョンに少しでも共感し、「応援したい」「力になりたい」「より良い地域づくりをしたい」と思ってくださる方がいらっしゃったら、

ぜひ一緒に未来を拓く一員としてジョインして頂けると嬉しいです。

6期目も、女性とこどもを守るための取り組みをひとつでも多くできるよう、また我々自身が望む形での妊娠出産子育てが叶えられるよう、

全力で取り組んでいく所存です。

In MuSE.合同会社 スタッフ一同

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