子どものチャレンジを後押しする言葉掛け
こんにちは。保育士の安達です😃
保健室に遊びに来るお子さんの中には、次から次へとおもちゃを見つけて遊ぶお子さんもいれば、一つの遊びに没頭してじっくり遊ぶお子さんがいたりと、それぞれやりたいことを思うままに遊んでいます!
さて、これからの予測不能で不確実な時代、【子どもの主体性】が重要視されています。
主体性とは、「自分で目標を設定し、振り返り、責任を持って行動する能力」のことです。
主体性を育むためには、まず第一に身近な大人が「安全基地」になることです。
初めてのことに挑戦する時「やってみたいけどできるかな?」「ちょっと怖いな」と不安な気持ちになりますよね。
そんな時、お子さんが安全基地であるお父さん、お母さんの存在を感じていれば、失敗を恐れずその一歩を踏み出すことができます。
今日はお子さんのチャレンジの後押しとなる声掛けのポイントをご紹介します👆
1、子どもの発した言葉をそのまま繰り返す
👦 ぼく、お家を作ったんだ
👩 お家を作ったんだね❗️
2、子どもの行動を言葉で表す(実況中継する)
👦 積み木で遊んでいる
👩 〇〇くんは積み木を高く積み上げています
おーっと、積み木が崩れてしまいまたした。 〇〇くん、もう一回挑戦です💪
3、具体的にほめる
👩「積み木を高く積むのが上手だね」
子どもは自分が発した言葉を繰り返し言ってもらったり、行動を言語化してもらえると、【自分に注目してもらえている】【見守ってもらえている】と感じます。
そして具体的にほめられることで自分の行動に自信がもてるのです。
失敗と成功体験を繰り返して自信をつけることで、主体性が育っていくんですね!
実況中継することは、擬態語や擬音語などのオノマトペを子どもが学ぶ際に有効な手段で、お子さんの語を豊かにすることにも繋がります。
無意識にポイントを抑えてお子さんに声掛けしていた方もいたのではないでしょうか?
お子さんが没頭して遊んでいる時はそっと見守り、必要な時には寄り添った声掛けをして、お子さんの主体性を育んでいってあげたいですね。
参考文献:赤ちゃんを迎える前から読むレシピ いちばんはじまり