骨盤が広がる原因③
- 骨盤が広がる原因③
妊娠中はホルモンの作用によって、骨盤周囲の筋および靭帯が緩みます。リラキシンというホルモンは骨盤周囲の靭帯、とくに恥骨の部分や骨盤の部分を緩めるのに強く働くと言われています。リラキシンの分泌は妊娠初期にピークになります。さらにこのホルモンは妊娠中だけでなく産後数日間は血液中に分泌されることから妊娠中だけでなく産後の姿勢や骨盤の不安定さをもたらします。またプロゲステロンの作用によって恥骨の部分は分娩に向けて約1㎝広がります。こういった妊娠中のホルモンの変化によっても骨盤は広がり、骨盤は安定しにくい状態になり、腰痛や膝痛股関節痛などの症状を引き起こします。
産後は筋肉靭帯ホルモンなどさまざまな組織が変化し身体に負担がかかります。
しっかりケアをし元気いっぱいに生活を送れるようにしましょう!