【COVID19ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ】
新型コロナウィルスのワクチン接種について、日本産婦人科感染症学会、日本産婦人科学会より、提言が出ています。
ぜひご一読くださいませ*
また、1月21日にアメリカ産婦人科学会から出た提言では、下記のように記されています。(一部抜粋)
2021年1月20日時点でアメリカ国内で新型コロナのワクチン接種後に妊娠された方が15000人いらっしゃいます。
1.新型コロナのワクチン接種前に、妊娠検査は不要です
2.妊娠中だからという理由だけで新型コロナのワクチンをダメだとしてはいけない。個別のリスクとワクチンのメリットを検討して相談しましょう
3.妊娠中に接種する場合
他のワクチン接種から14日あけてください
インフルエンザ・百日咳のワクチンは、前後14日あけて接種
4.妊娠中に接種した場合
接種後に一時的に部位の痛み(80~90%)や発熱がでることがあります。アセトアミノフェンは安全に内服できます。
5.授乳中の方は新型コロナのワクチンを安全に接種できます。
ワクチン接種後も授乳は続けて問題ありません。
6.妊活中の方は新型コロナのワクチンを安全に接種していただけます。積極的に妊娠しようとしている人、または妊娠を考えている人で、ACIPの優先順位の推奨に基づいてワクチン接種の基準を満たしている人に接種することを推奨しています。さらに、COVID-19ワクチンの2回分の接種を終えた後、妊娠を遅らせる必要はありません。
2020年12月発表→2月4日アップデート
アメリカ産婦人科学会の上記内容について、より詳しい内容があるリンクはこちら
また日本の産婦人科専門医の先生方が、コロナな世の中で安心して産後を過ごすために、イラストマップを作ってくださっています。印刷などして各ご家庭で見えるところに貼って、家族みんなで意識していきたいですね。